このページを見つけたあなた、ズバリ髪のお悩みを抱えていますね?

髪の悩みを解決するには、まず原因を知って下さい!ぜひ最後まで読んでくださいね。

最近よく耳にする「髪質改善」って、具体的に何なのか分かりますか?

読んで字の如く、「髪質」を「改善(良い方向に改める)」することなのですが、美容室で行える髪質改善って何なのでしょうか。

・・答えは、色々あります。「髪質改善」の施術は一つではないんです。

ではなんで方法がいくつもあるのか?

それは、髪悩みの原因が色々だからです!! 一つずつ、順番に解説していきますね。

カラーやパーマなどの施術によるダメージ

一般的に美容室で使用されているカラー剤やパーマ剤はアルカリ成分を主成分としており、このアルカリ性の薬品は、髪表面のキューティクルを開かせる役割を持っています。

髪の内部に薬剤(カラーの色味やパーマの形状記憶成分)を浸透させるためです。

アルカリ薬剤の施術を繰り返すことは、髪の毛の組織を破壊していることなんです。

よく毛先がパサパサしたり縮れてしまったりするのは、キューティクルが開きっぱなしで、ちょうど乾燥した爪の周りにささくれが出来てしまっているような状態だからなんです。

アイロンやコテなどによる熱ダメージ

スタイリングに欠かせないという人も多いのがヘアアイロンやコテ。

手軽にエアリーな巻き髪やクセのないストレートヘアが作れるので利用している人が多いですね。

ただ、高温を直接髪の毛に当てるので、髪はとても傷みやすいです。

洋服にアイロンがけする時と同じ。

高温のアイロンを一箇所に当てっぱなしにしたら、洋服が焦げてしまいますよね。

髪にも同じことが起こっているんです!

髪の中の水分や油分が一気に蒸発してしまいます。

焦げてしまった布はいくら濡らしても元に戻らないように、髪から抜けてしまった水分油分を再度入れ込むには専門的な技術が必要です。

また、完全に乾いていない状態の髪に高温のアイロンやコテを当てることもNG!

取り返しのつかないダメージを髪に与えてしまいます。

摩擦によるダメージ

「髪は自然乾燥が一番良い」という勘違い、実はまだまだ、結構多いんです。

これは大きな間違い。

就寝前は、必ずドライヤーで完全に乾かしましょう!

ドライヤーの熱が髪に悪そうなイメージを持つ方も多いようですが、乾かさないデメリットの方が大きいです。

それは、「濡れた状態で寝た時の摩擦ダメージ」を受けてしまうこと!

濡れてキューティクルが半開き状態の髪が枕に擦れることは、大きな摩擦や静電気を生じ、キューティクルがよじれてしまいますよ。

理想は髪の生え際まで100%乾かすこと。

時間がなくても、せめて8割は乾かしたいですね。

また、シャンプー前にはブラッシングの一手間を!

一見サラサラに見えても、微小なゴミや汚れ、髪の絡まりを髪表面から取り除くことで、シャンプーによる摩擦を最小限に抑えることができます。

紫外線によるダメージ

顔や身体は意識して紫外線ケアを行う方も多いですが、実は頭皮も日焼けしています。

頭のてっぺんは一番強く紫外線を浴び、しかも日焼け止めも塗れません。

頭皮のケアを十分に行わないと、紫外線によって頭皮や毛根にダメージを残してしまいますよ!

頭皮毛穴の形がいびつなままでは、髪が痩せたりクセがでてしまったりと弊害があります。

また、スタイリング剤によっては紫外線で成分が変質し、髪や頭皮に残留しやすくなります。

酸化物として残留したスタイリング剤は、髪をざらつかせ手触りを悪くします。

使用するシャンプー類が髪に合っていない

最近はノンシリコンシャンプーがたくさん市販されていて手に入りやすいことから、使っている方も多いと思います。

シリコンはスタイリング剤を同じで髪や頭皮に残留すると酸化してしまうので、きちんと落とし切れていないと髪へのダメージは大きいのです。

そのためノンシリコンシャンプー=髪に優しい、というイメージが先行しがちです。

ノンシリコンシャンプーを使ったことがある方はわかると思いますが、シャンプーを洗い流す際にキシキシする感覚があると思います。

ハイダメージでキューティクルが損傷している髪では、ノンシリコンシャンプーを洗い流す際のきしみのせいで髪が抜けたり切れたりしてしまいます。

ノンシリコンシャンプーが本当に自分の髪に合っているかどうか見極めないと、ダメージを悪化させてしまうかもしれません。

加齢による髪質の変化

髪は、生えたり抜けたりを繰り返す一定のサイクルで毛量を保っています。

が、加齢によってサイクルの周期が変化します。

生やしたり強くする周期が短くなり、毛根が停滞する時期が長くなっていきます。

そのために髪が細くなり量も少なくなります。

さて、髪悩みの主な原因をご紹介しましたが、当てはまることはありましたか?

原因が分かれば解決策が見つかります。

今後、それぞれの髪悩みに合わせた解決策をご紹介していきますね!