ノンアルカリ縮毛矯正とは?一般の縮毛矯正との違い、効果、注意点を解説

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 通常の縮毛矯正とは異なるノンアルカリ縮毛矯正。

言葉の通り通常の縮毛矯正で使用するアルカリ成分を使わない、ノンアルカリの縮毛矯正のことです。

髪が傷まない、ダメージが少ないということで人気のある縮毛矯正です。

しかし実際のところ、通常の縮毛矯正となにが違うのか本質まで理解している人はとても少ないと思います。

そこでこの記事では、そんなノンアルカリ縮毛矯正についてそもそもの縮毛矯正の仕組みから説明し、初心者の方にも分かりやすくその特徴を解説します。

最後には、ノンアルカリ縮毛矯正を行う上で気をつけたいことも説明していますので、大切な髪の毛を台無しにしないためにも、しっかりとその本質を理解してください。

ノンアルカリ縮毛矯正とは

まずはノンアルカリ縮毛矯正の説明をする前に、そもそもの縮毛矯正の仕組みを解説します。

通常の縮毛矯正の仕組みを理解することで、ノンアルカリ縮毛矯正との違いとその仕組みをより深く理解することができます。

縮毛矯正の仕組み

縮毛矯正には、3つのステップが存在します。

この超基本の3つのステップをまずは理解してください。

 軟化

まず縮毛矯正の最初のステップとなるのが「軟化」です。

軟化とは、弱酸性である髪の毛をアルカリ性の薬剤を使うことで柔らかくすることをいいます。

髪の毛を柔らかくすることで次のステップで使う還元剤という薬剤を、髪の毛の中に浸透しやすくする役割があります。

しかしこのアルカリ性の薬剤を使って軟化をしすぎると、髪の毛に弾力やコシがなくなり、それが髪の毛へのダメージに直結します。

 ■還元

縮毛矯正の次のステップは「還元」です。

軟化して髪の毛が柔らかくなったところで、次は還元剤という薬剤を使用します。

この還元剤は、髪の毛の中の結合を切る役割があるのですが、髪が十分に軟化していないとこの還元剤は髪の毛の中へ浸透していかず、効果が出ません。

ここで重要なのが、還元剤には大きく分けて2つの種類があり、髪質によって使い分ける必要があります。

チオ系とシステアミン系の2種類があり、チオ系は水を吸う親水性の髪の毛に効果的で、システアミン系は水をはじく疎水性の髪の毛に効果的です。

髪質をしっかり理解した上で、適切な還元剤を使って施術してもらうことが重要です。

 ■熱固定

縮毛矯正の最後のステップが「熱固定」です。

還元剤を使用し、髪の毛の中の結合が切られた状態でこの熱固定をおこないます。

通常ストレートアイロンで髪の毛を約2秒間固定すると、髪の毛の中が今度は結合されます。

ストレートアイロンで熱固定する際は、少しカーブをかけながらおこなうと自然なストレートになります。

 

以上が縮毛矯正の3ステップです。

ノンアルカリ縮毛矯正の仕組み

では通常の縮毛矯正の仕組みを理解してもらえたと思うので、ノンアルカリ縮毛矯正の仕組みを説明します。

ノンアルカリ縮毛矯正とはアルカリ性の薬剤使用による軟化をなるべく抑えて、髪へのダメージを軽減しながら行う縮毛矯正のことです。

しかし軟化を抑えるとダメージは軽減しますが、髪をストレートにするために必要な還元剤が髪に浸透しにくくなり効果が出ません。

そこでノンアルカリ縮毛矯正は成分の大きさが小さい還元剤を使うことで、なるべく軟化を抑えた状態で還元剤を髪の毛に浸透させることができます。

これが、最新技術であるノンアルカリ縮毛矯正の仕組みです。

 ■ノンアルカリ縮毛矯正の効果

ノンアルカリ縮毛矯正の仕組みついて解説しましたが、実は注意点や向いていない髪質もあります。

ノンアルカリ=全員にとって効果的というわけではありませんので、しっかりここは理解しておいてください。

また、ブリーチした状態でも大丈夫なのか、効果の持ちについても説明をします。

 ■髪へのダメージは?薬剤と髪質の理解が最も重要

ノンアルカリ縮毛矯正は、通常の縮毛矯正と比べると髪へのダメージは少ないことはお分かりいただけたかと思います。

しかし残念ながら、髪へのダメージを0にすることは現状だとほぼ不可能です。

なぜなら、髪へのダメージが全くおこらない薬剤というのが今は世の中にないからです。

さらに、ノンアルカリ縮毛矯正で使う薬剤も実は多くの種類があり、どんな薬剤を使っているのかが非常に重要です。

中には成分を偽ってノンアルカリを謳う美容メーカーや美容室もあるので、十分な注意が必要です。

また、ノンアルカリ縮毛矯正には向いている髪質があり、それは先ほど説明した水を吸う親水性のある髪質の方です。

反対の疎水性の強い髪質だと、髪が強く還元剤が十分になじまないので、相性が悪いです。

これは非常に重要なので、美容室などにカウンセリングしてもらいましょう。

 ■ブリーチしていてもできる?

ノンアルカリ縮毛矯正ですが、ブリーチをしていても施術は可能です。

しかし、デメリットとして髪の毛が切れやすくなったり乾きにくくなったりするので、普段のお手入れが少し大変になります。

このデメリットをしっかり考慮して、ノンアルカリ縮毛矯正をかけるか検討しましょう。

 ■効果の持ち

ノンアルカリ縮毛矯正の効果の持ちですが、かけたところは半永久的に持ちます。

ただし髪の毛が伸びてくると、伸びた部分はまたリタッチして薬剤をつける同じプロセスが必要です。

また繰り返しになりますが、ノンアルカリ縮毛矯正に向いていない髪質もありますので、その場合は効果の持ちが異なってきます。

しっかりと美容室などでカウンセリングを受けるようにしましょう。

ノンアルカリ縮毛矯正で失敗しないために

ここまでノンアルカリ縮毛矯正の仕組みとその効果について解説をしてきました。

最新技術とはいえ、ノンアルカリ縮毛矯正には注意点があります。

その人の髪質に合った方法で縮毛矯正はかける必要があり、必ずしもノンアルカリ縮毛矯正が万人にとって効果的なわけではありません。

カウンセリングを事前にしっかり受けることが大切ですし、成分などを偽ったり公表しないメーカーや美容室にも注意が必要です。

髪質改善縮毛矯正

ノンアルカリだから良い、アルカリだから悪いという考えは危険であり、間違っています。

ご自身にとって最適な施術があり、それを誤ると大切な髪の毛を台無しにしてしまうかもしれません。

そのことをしっかり理解して、ノンアルカリ縮毛矯正を検討するようにしましょう。